こんにちは。

大阪市天満/扇町/南森町の眼鏡店ARBOR(アーバー)です。

 

当店では、たくさんの強度近視の方からお問い合わせ・ご来店をいただいております。

 

「目の健康のために眼鏡の時間を増やしたい」

「がっかりしない眼鏡が欲しい」

「人前でも自信を持てる眼鏡が欲しい」

 

こんな悩みに少しでもお応えできていたら幸いです。

 

ARBORでは、店長自身が強度近視ということもあり、強度近視の方ならではの眼鏡選びをご提案しています。

ぜひ、ご来店前に、以下の内容をご参考くださいませ。

 
 

強度近視の方向けの記事

2022/2/9 強度近視の眼鏡選びのコツ・店長が度付きで掛け比べてみました!

2021/1/20 強度近視の方のアイメイクのコツ

2019/4/13 強度近視の眼鏡選び – 店長編 –

2018/1/24 強度近視の眼鏡フレーム選び

 

北区.comさんに取材していただきました

「強度近視の人におすすめ!失敗しないメガネ選びができるお店ARBOR」

 

▼ご予算について

フレーム:3〜6万円(概算)

レンズ:2〜5万円(概算)

合計:平均6〜10万円(概算)

レンズは、お度数、設計、素材、メーカーによって金額に幅がございます。

最薄型・単焦点・プラスチックレンズで1組22000円(税込)からご用意しております。

 

▼所要時間について

視力測定を含め2時間ほど

眼鏡の仕上がりまで通常1週間〜10日ほど

仕上がった眼鏡のお渡し(フィッティング・見え方の確認)30分ほど

 

▼持ち物について

眼科発行の処方箋をお持ちの場合

 →処方箋をご持参ください

当店で視力測定を希望される場合

 →下記2点をご持参ください

 今お使いの眼鏡(度が合っていなくても気に入っていなくても大丈夫です)

 今お使いのコンタクトレンズの度数がわかるもの(パッケージや処方箋等)

 

▼ご予約について

ただいま予約優先制にて営業しております。購入の有無に関わらずご予約いただけますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。強度近視のお悩みなどご相談内容がお決まりの場合、しっかりお話をお伺いさせていただくことが重要ですので、ぜひ、ご予約くださいませ。

 

▼ご予約方法

お電話もしくはお問い合わせフォーム

※当日はお電話の方が確実です。

▼お電話の場合

☎︎06-7710-1850

営業時間内にご連絡下さいませ。

▼お問い合わせフォームの場合

当店からの返信を以ってご予約成立とさせて頂きます。

メッセージ欄に、強度近視でいらっしゃる旨、ご記入くださいませ。

※フォーム送信後48時間以内に当店からの返信がない場合、お手数ですが、お電話にてご確認をお願いいたします。

 
 

記事公開日:2019/9/25、内容更新日:2024/9/1

こんにちは。

大阪市天満/扇町/南森町の眼鏡店ARBOR(アーバー)です。

 

当店では、強度近視の方からのご相談を数多く承っています。

度数の強い方ほど眼鏡が必要なはずなのに、仕上がりに満足できず、結局眼鏡を掛けられない。

ARBORの店長でもある私自身も強度近視で、長い間ジレンマを抱えていました。

だからこそ、お力になれる点が多くあると考えております。

 

そこで今回は、改めて、フレームの違いによる眼鏡の出来栄えの違いを、写真付きでご紹介していきたいと思います。

 

まず初めに。

強度近視の方に、私たちが基本的にご提案しているのが、

 

「自分で思うよりちょっと小さめで、ちょっと派手なデザインの眼鏡は、ガッカリ度合いが少なくなります!」

 

ということ。

 

この2枚の写真を比べてみてください!

 
 

実は、どちらも同じ屈折率(1.74)、同じ度数(S-9.50D)のレンズが入っています。

近視を矯正するレンズはものを小さく映す=目が小さく見えること自体は変えられません。

しかし、なぜか、写真右の方が、顔全体がはっきり、目元もくっきりと見えませんか?

 

写真左は、レンズが大きく、フチが細くてなじむ(薄い)色のフレーム。

輪郭の映り込みが大きいです。

写真には写っていませんが、側方から見るとレンズもかなり分厚く、白い渦もすごいです。

広い肌色の中に小さな黒い点がある感じになってしまって、目がより小さく見えてしまいます。

また、フチが地味なので、却って、レンズの厚みや目の小ささなど、人に見られたくない部分が目立ってしまいます。

 

写真右は、レンズが小さく、フチが太くてくっきりした色のフレーム。

輪郭の映り込みはかなり小さくなります。

目をぐるりと囲うくっきりと太いフチは、アイラインのように目をしっかり強調してくれています。

 

もう一度言います。

 

「自分で思うよりちょっと小さめで、ちょっと派手なデザインの眼鏡は、ガッカリ度合いが少なくなります!」

 

ご理解いただけましたでしょうか?

 

では、この大前提を踏まえつつ、私自身が普段使っている度付き眼鏡を、度なし・度付きの写真で比較しながら、ご紹介していきたいと思います!

 
 

(左:度なし、右:度付き)

Theo Vulcano 085 ¥55,660-

レンズ小さめ・フレームかなり細め・少し個性あり

 

半月形のユニークな形と軽やかな掛け心地が気に入っています。

ただ、白って意外と肌色に溶け込んでしまうので、いざ度付きになると、ちょっと顔が少し寂しい気もします。

デザイン性が高いので、おうち時間では少し浮く感じもしていて、逆に、お洋服やメイクでしっかりとコーディネートしながら、おしゃれに使いたい眼鏡です。

 
 

(左:度なし、右:度付き)

VioRou Hoseok 000/SE ¥38,500-

レンズ小さめ・フレーム細め・少し個性あり

 

細いけれど、濃い色で形の主張もあり、意外と目の小ささが気にならないなと感じます。

度付きになると目元の印象が薄くなる分、眼鏡の形の主張も少し和らいで、むしろ掛けやすくなりました。

先ほどのフレームもそうですが、フレームの色がベーシックなので、様々なカラーのアイメイクやアクセサリーを楽しめるのも良いところです。

 
 

(左:度なし、右:度付き)

Lunor A5-226-18 ¥40,700-

レンズやや小さめ・フチやや太め・ベーシック

 

度なしだと、もうワンサイズ大きめでも良いかな?という感じがしますが、度付きになると、意外とぴったりサイズ=きちんと感が出せて、良い感じです!

ベーシックなデザインなので、目元は少し寂しい感じがしますが、フォーマルなお洋服はもちろん、自然な印象にしたい時、リラックスして過ごす時間にも、重宝しています。

 
 

(左:度なし、右:度付き)

Anne et Valentin ORION 9C11 ¥55,000-

レンズ小さめ・フチ太め・個性あり

 

度なしだと、目がぎゅうぎゅうでうるさく感じるくらいのサイズとデザイン、意志の強そうな印象です。

度付きになると、意外とキツい印象はなくなり、目元のくっきりした感じと、元気なカラーリングがいい感じ!

合わせる服やアクセサリーは少し選ぶかもしれませんが、目元のくっきり感は一番だと思います。

メイクの薄い日にも使いやすいです◎

 
 

(上段:度なし、下段:度付き)

 

手持ちの4本の眼鏡を比べると、自分では、目元のくっきり感に少し差を感じます。

しかし、他の方から見た時には、どの眼鏡も「近視の度数が強い」という感じはほとんどしないのではないかな?と思います。

 

というわけで、こんなふうに、それぞれの眼鏡の特徴を理解しながら、その日の装いや気分に合わせて、眼鏡の掛け替えを楽しんでいますよ。

(ちなみに、以前の記事でご紹介した眼鏡もまだまだ活躍しています!)

 
 
 

ちなみに、一番最初に例として使用した大きなフレームと、私の手持ちフレームとを比べると、レンズの厚みはこんなに違います!

どれも軽くてずれにくくて、使い勝手も良好です◎

 
 
 

いかがでしたか?

 
 

眼鏡選びに「ただ一つの正解」はありません。

 

というのも、

以前の記事にも書きましたが、度数が強い人の本質的な悩みは、レンズの厚みや重さ、目が小さく見えるとか、輪郭が映り込むとか、そういった1つ1つの要素によるものではないと私たちは考えているからです。

 

「度数が強くても、見た目が変じゃない、かわいい/かっこいい眼鏡がかけたい」

 

その切なる願いに応える眼鏡、眼鏡姿に自信が持てるような眼鏡を、これからもご提案していきたいと思っております。

 
 

眼鏡を作る際には、今回ご紹介したフレーム選びだけでなく、レンズの選び方や加工方法、フィッティングも、とても重要な要素です。それらによって、見栄えはもちろん、眼鏡を掛けるご本人の見え心地や快適さも大きく変わってきます。

 

また、強度近視と言っても、お顔立ちや度数、お悩みやご要望など、お一人お一人によって、似合う・気に入る眼鏡フレームは、本当に多様です。

 

私が掛けているフレーム以外にも、色んなデザインのフレームがありますよ。

 

ぜひ一度、ご相談いただけましたら幸いです!

 
 

 

※ただいま完全予約制営業のため、ご来店前にご予約をお願いいたします。

 

▼ご予約方法:お電話または問い合わせフォーム

▼ご予算:フレーム3〜6万円、レンズ3〜6万円ほど

▼その他お問い合わせの前に下記リンクもご参考くださいませ

強度近視で眼鏡をお探しの方へ

 

 

ARBORの一番の自慢は、丁寧な接客。カウンターに腰掛けていただき、ゆっくりカウンセリングをしながら、キャビネットにしまってあるたくさんの眼鏡の中から、お客様にぴったりの1本見つけていきます。

 

〒530-0041

大阪市北区天神橋3-10-4

☎︎06-7710-1850

木曜定休

10:00〜 18:00(最終受付17:00)


こんにちは。

大阪市天満/扇町/南森町の眼鏡店ARBOR(アーバー)です。

 

眼鏡はお顔の真ん中に乗るものだから、その人の印象を大きく左右してしまいます。

同じように、印象を大きく左右するのがメイクアップ。

 

切っても切り離せない二つの要素ですが、

眼鏡店スタッフに聞いてもメイクのことはわからない…

化粧品店のスタッフに聞いたり雑誌でメイクの特集を見ても眼鏡のことはわからない…

ということが本当に多いと思います。

 

ということで、今日のテーマは、

 
 

「強度近視の方のアイメイクのコツ」

 
 

私・竹村も強度近視で、長らく自己流でメイクをしてきましたが、今回はヘアメイクのプロ・正治来充子(しょうじくみこ)さんに、私自身が抱える疑問や悩み、お客様からよくいただく疑問や悩みを、思い切ってぶつけてみました!

 

当店で特にお悩みを伺うことの多い強度近視の方へ向けて、眼鏡と特に関係の深い目元のメイクに的を絞って、じっくりお話をお伺いしてみましたよ。

 
 
 

【メイクの心得】

(竹村)

お客様からお話を伺うと、メイク自体が苦手という方もおられますが、それよりも、「そういえば今までコンタクトレンズをつけてからしかメイクをしたことがなかった」という方が多いように思います。

コンタクトレンズ装用時と裸眼とでは、ピントの合う距離が全く異なるので、一般的なメイク術を適応しにくかったり、普段使うメイク道具も勝手が違ってうまくいかないのかもしれません。

 

(正治)

そうですね。

ただ、どちらの場合も、まず最初にやるべきことは、自分の顔をよく観察すること。

 

鏡を見たり、スマホで写真や動画を撮って、

自分で見た時・他人から見られた時の印象

化粧あり・なしの印象

笑った時・怒った時の印象

などなど、じっくり観察して比較してみます。

 

そして次に、右半分と左半分の顔を比較して、

好きなのはどちらか?

好きなパーツはどちらか?

なぜ好き・嫌いなのか?

考えてみます。

例えば目元なら、二重がきれい、目が少し大きい、眉頭の毛の流れがいい感じ、など、何でも大丈夫です。

 

それができたら、嫌いな方のパーツを、どうしたら好きな方のパーツに近づけられるか?

一つずつ、具体的に考えて、試していきます。

 

(竹村)

私は、元々左目が二重で、右目が一重だったので、右だけ強めにビューラーしたり、濃色のアイシャドウを少し幅広めに入れたりしていました。

 

(正治)

そんな感じでいいですよ!

メイクで自分以外の人になろうとしても、上手くいきません。

自分が元から持っている良いところ・好きなところはそのまま生かして、足りないところだけをカバーする、という発想が大事なんです。

好きな方のパーツはそんなにいじらなくていい(嫌いな方だけ意識すれば良い)ので、左右のバランスを頻繁に確かめたりしなくても大丈夫になってくるんじゃないかな。

もちろん、最初から完璧にはできないかもしれませんが、練習すると少しずつコツが掴めてくると思います。

 

(竹村)

なるほど!

メイクする前に、自分の中で、理想の形・理想のメイクをしっかりイメージしておくのが大事、ということですね。

強度近視だと裸眼では顔全体を見ることができないので、メイク中に何回も眼鏡をかけたり外したりして左右のバランスや顔全体の印象を確かめるのは本当に大変なんですが、その回数を減らせたら、メイク自体がすごく楽になりますね。

 

これは、メイクをするあらゆる方にとって役立つ心得かもしれません。

続いて、実際にメイクのコツをお伺いしてみました。

 
 
 

【アイメイクのコツ】

 

▼メイクする方の目で鏡を見よう(目を開けたままメイクをしよう)

 

(正治)

強度近視の方は、実際どのくらいだったら見えるんでしょうか?

 

(竹村)

私の場合、鏡から5cmくらいまで近寄らないとはっきり見えないです。

ただ、目の周りをかなりアップで見ることができるので、メイクはしやすいんです。

ちなみに、手鏡を持って、メイクする方の目で鏡を見て、目を開けたままメイクしています。

 

逆に「どんなに近寄っても見えない」とおっしゃる方もおられるので、なぜだろう?とずっと考えていたのですが、

▼鏡の位置が低い(角度が垂直でない)と、覗き込むような姿勢になり、暗くて、よく見えない

▼メイクする方の目を閉じて、反対の目で鏡を見ると、寄り目が難しく、距離が遠くて、よく見えない

このどちらかのケースが多いのではないかと思います。

 

(正治)

そうなんですね!

私自身は老眼が始まって、近くのものが見辛くなってきているので、むしろ羨ましいです。笑

鏡に映っている方の目で、しっかり目頭から目尻まで見えれば、十分、メイクはできると思います。

そして鏡をなるべく真正面で見える位置に持ってくるのも、いいと思います。

 

今まで目を閉じてメイクをしてきた方にとっては、目を開けたままメイクするのは怖いと思いますし、鏡の位置や角度を変えるのも、最初は感覚が掴めなくてちょっと大変だと思います。

これはもう、頑張って練習するしかないですね。

 

(竹村)

私も今思えば、置き鏡より手鏡を持った方が楽、と気付くまでには、すごく時間がかかりました。

そして、少し顎を出して伏し目がちになると、手でまぶたを持ち上げなくても(両手を使わなくても)目のキワまで見える、と気付くまでにも、時間がかかりました。

試しにちょっといつものやり方を変えてみる、というのも大事かもしれないですね。

 
 

▼道具の使い方を工夫しよう

 

(竹村)

鏡にかなり近づかないといけないので、普段使っているメイク道具が扱いにくいというお声も頂戴しました。

 

(正治)

例えばこんなものはどうですか?

 

▼極小のスクリュー歯間ブラシ

マスカラのブラシが扱いにくい、上まぶたや目の粘膜にマスカラが付くのが怖いという人におすすめです。マスカラを歯間ブラシに少しだけとって、手の甲で少し落として使います。まつ毛の根元にピンポイントでつけられますし、ブラシ部分を少し折って軸と角度を付ければ、目尻にもつけやすいですよ。

▼指

指先の感覚でアイシャドウの量や濃さを調節することもできます。汗や脂が多い方は、指先にフェイスパウダーを付けてからシャドウをとれば、付きすぎませんよ。

 

▼綿棒

形も様々あるので、使い分けると便利です。普通の綿棒は綿部分の長さをそのまま生かしてアイシャドウを乗せる、先の尖った綿棒で細いラインを引く、ベビー綿棒(細いタイプ)ははみ出た部分の修正、などなど。軸が紙製なら使いやすい長さに切ることもできます。

▼100円ショップなどで売っているチップ

サイズの小さなものや形のバリエーションがたくさんあるうえ、使いにくかったり汚れてしまったりしても気兼ねなく他のものを使えるのでいいですね。

 

(竹村)

歯間ブラシ!意外ですがマスカラのブラシと良く似てますね。

どれも手頃な価格なので、挑戦しやすそうです。

 
 
 

【アイブロウを上手に描くコツ】

 

▼眼鏡をかけてから描いてみよう

(竹村)

眼鏡フレームも眉も、お顔の中で大きく目立つ線。

この2つの線が喧嘩してしまうと、お顔全体がチグハグな印象になってしまいます。

なので、眼鏡をかけた上から眉を描く方がバランスが取りやすいと思っていたのですが、どうでしょうか?

 

(正治)

眼鏡をかけてからアイブロウを描く方が、理にかなっていると思います。

具体的には、フレームのブロウライン(フチの上部分のライン)に対して、眉を、平行か、10〜15度くらい上がり気味の形にすると、相性が良くなると思います。

それと、ある程度眉もしっかり存在感を出した方が、眼鏡だけが悪目立ちせず、お顔全体の印象が調和しますよ。

逆に、眼鏡を目立たせたい!という人は、あえて薄く描いてもいいですね。

 
 

▼手首の可動域・力の入り方を理解してから描いてみよう

(竹村)

フレームをガイドラインにすることで、少し形のイメージは付きやすくなると思うのですが、それでもなかなか左右対称に描くのが難しいですよね。

 

(正治)

最初にお話ししたように、まずは、自分の眉をよく観察する、理想の形をイメージして足りないところだけを補う、というのが大事。

嫌いな方の眉の形を、好きな方の眉の形に寄せていくということです。

実際により綺麗に仕上げるには、

 

▼利き手側の眉を描く時は、手首の角度が小さくしか動かないので、直線的・眉尻がスッと落ちがち。

▼利き手と反対側の眉を描く時は、手首の角度が大きく動かせるので、曲線的になりがち。

 

ということを理解する必要があります。

 

(竹村)

なるほど!

手首の動く幅が全然違うので、自然なクセや勢いだけで描くと、かなり左右差がでてしまう、ということですね。

 

(正治)

自分の好きな方の眉はどちらか、もう一度思い出して、

 

▼利き手側の眉をより曲線的にしたい時は、勢いよくいきすぎないよう曲線的に描く。

▼利き手と反対側の眉をより直線的な眉にしたい時は、意識して直線的に、眉尻も直線的に描く。

 

という風にイメージすると、上手くいくと思います。

 

(竹村)

私は、左右で力の入れ方に差が出ないように、こめかみ〜頬骨のあたりに小指を置いて、固定して描いています。

 

(正治)

テーブルやデスクに肘を固定するのもいいかもしれませんね。

 
 

▼鏡の位置と角度を少し変えてみよう

 

(竹村)

眼鏡と眉が重なってしまって描きにくいというお声もありました。

かなり大きい眼鏡の場合や、眉と目の間隔が狭い方は、眉を描くときだけ眼鏡を少し下にずらしてもいいのかなと思いますがどうでしょう?

 

(正治)

それもいいですね。

他にも、こんなふうに鏡を覗き込むようにすると、眼鏡と眉が重なってしまいます。

しかも、逆光でお顔全体が暗く見えるので、濃く太く描いてしまう。

まずは鏡の位置を高くして、角度を垂直に近づけるだけでも、描きやすくなるかと思います。

 

(竹村)

納得です。アイメイクでも話題にしましたが、覗き込むような姿勢になってしまう鏡は使いにくい点もありますね。折り畳みでも角度が変えられるものや、最初から十分な高さのあるスタンド式の鏡、手鏡など、色々試して、自分に合うものを探してみるといいかもしれませんね。

 
 

▼基本的なアイブロウの描き方のコツも知っておこう

 

(正治)

強度近視に限らないお話になってきましたが(笑)、こんなことにも気をつけるとグッと描きやすくなりますよ。

 

▼ペンシルタイプは線がくっきり出がちなので、くっきり描きたい方はそのままでいいのですが、ふんわり描きたい方は、少し寝かせて、芯の先ではなく面を使うイメージで。また、芯が柔らかいと太く濃く、硬いと細く薄く描けるので、使いやすいものを探してみてください。

 

▼パウダータイプだと粉が散って眼鏡にかかってしまうという人は、粉をつけすぎです。

何度もトントンするのではなく、ほんの少し斜めに撫でて、更に手の上でなじませるくらいでちょうどいいですよ。

 

▼濃いめ・暗めの色を選びがちですが、思っているよりもずっと明るめで大丈夫です。

例えばこのパレットだと、皆さん1を使いがちですが、2〜3辺りで十分な濃さになる方がほとんどです。

 

▼逆光や光が真上から落ちる場所だと、目元が暗くなってメイクが濃くなりがちです。少し移動して、斜め前方から光が当たるようにするといいと思います。

 

▼眉を描くのがどうしても苦手なら、眉マスカラで毛流れを整えるだけでもだいぶ違いますよ。最近ではクリアタイプも出ています。男性にもぜひ試してほしいですね。

 
 
 
 

【とにかく目を少しでも大きく見せたい】

(掛けている眼鏡はAnne et Valentin FOSSTTE 8A13)

 

(竹村)

強度近視の方は、レンズの作用によって目が小さく見えてしまうので、少しでも目を大きく見せたいという切なる希望をお持ちの方が多いです。

私自身は、目が小さく見える=アイメイクも小さく見えてしまうので、コンタクトの時よりも少し濃いめ・少し範囲広めにメイクする、というのが習慣になっていました。

これはどうでしょうか?

 

(正治)

アイラインもアイシャドウも、下手に範囲を広げるだけでは、かえって目を小さく見せてしまいます。

濃い色できちんと強調することは大事なのですが、広げすぎないことも大事です。

例えば、3色使用の場合、

▼明るい色はまぶた全体

▼中間色はアイホールまで

▼濃色は二重の幅くらい

※一重の方は、目のキワ〜目を開けたときに見えないところまでを二重幅とみなしてみてください

▼左右の幅は、目頭から眉頭、目尻から眉尻くらい

 

と意識してみてくださいね。

 

2色だけ、4色以上のパレットでも、基本は同じです。

初めて使うアイテムは、実際に肌に乗せた時の色味や濃さがどのくらいか、手の甲などで確かめてから使うと失敗しないです。

 

(竹村)

手の甲ではイメージがつかみにくい人は、コンタクトレンズの時に、色味や濃さ、使う範囲を確認してから、裸眼・眼鏡の時に使うようにするといいかもしれないですね。

 

(正治)

確かにそうですね。

その他のポイントとしては、

 

▼ビューラーを使う

まぶたをちゃんと上に持ち上げて、まずは目自体を大きくしてあげます。

丸っぽい目の形の方は全体をそのまま扇形に上げる、切れ長の目の形の方は目尻をメインに上げると、その方の持つ目の形の良さが活かせますよ。

自分では真正面からしか顔を見ないことが多いですが、他人からはちょっと違う角度から見られることが多いです。伏し目がちになった時や斜めから見られた時も、まつ毛がちゃんと上がっていると、目の印象がだいぶ違いますよ。

 

▼アイラインを目のキワに引く

目を大きく見せるためには、目のキワ=まつ毛の根元・生え際に、上まぶたと下まぶたが交差するところまで引くようにします。

まつ毛の上と目尻側に大きくはみ出して引いてしまう人が多いのですが、黒い部分が太く・長くなってしまうと、むしろ、収縮して見えてしまうことがあります。また、目尻側に長く伸ばすと、上まぶたが下垂して見える原因にもなるので、あまりおすすめしないかな。

 

▼マスカラも目のキワにつける

ブラシをスッとまつ毛の先端に逃してもいいのですが、アイラインと同じで、目のキワをしっかり強調したいので、ジグザグ横に動かしてつけるとより良いですね。根元からしっかりとマスカラがつき、しかも1本1本ダマにならずにきれいに仕上がります。

 

(竹村)

眼鏡屋としても、少しでも目を大きく見せるために、レンズをなるべく目に近づけたいので、まつ毛は長さよりも濃さに力を入れてほしいです!

 

(正治)

なるほど。

毎日やるのが大変なら、どれか一つでも実践してもらえればと思います。

 

(竹村)

眼鏡選びと通じる部分がありますね。

強度近視の方の場合特に、安易に大きなフレームにしてしまうと目がより小さく見えてしまうんです。

目の形に沿うサイズや形で、目を縁取るようなくっきりとしたデザインだと、目が小さいと感じにくくなります。

(上段が度なし、下段が度付き。度数やメイク方法などの条件は全て同じ。一番右のフレームが目元がくっきり見えませんか?詳しくはこちらの記事を→強度近視のフレーム選び

 

メイクの場合も、安易に大きく濃くメイクすればいいというわけではなくて、元々の目の形や大きさを際立てることが大事なんですね。

 

(正治)

その通りです!

眼鏡とメイクの相乗効果で、目元をよりくっきりと印象付けられたらいいですね。

 
 
 

【最後に】

(正治さんに教えていただいたメイク法を早速実践してみました。掛けている眼鏡はLunor A5-226-18)

 

(竹村)

強度近視の方にとって、裸眼・眼鏡でのメイクは、コンタクトありきのメイクとは大きく異なります。

今回正治さんにお話をお伺いして、様々なテクニックを教えていただきましたが、やはり、地道な練習が大事だということにも改めて気づかされました。

自分自身がメイクを始めた頃を思い返すと、ビューラーひとつとっても、なかなか上手にできなくて、自分に合う製品を見つけて自分なりのコツを掴むまで、たくさんの時間と練習が必要でした。

今から裸眼・眼鏡でのメイクに取り組もうと思うと、その時と同じくらい、時間や練習が必要かもしれません。

が、ぜひポジティブな気持ちで、自分なりのメイク術を身に付けていただけたら、今後の眼鏡生活やお出かけをもっと楽しんでいただけるのではないかなと思います。

 

(正治)

眼鏡もメイクも、せっかくするなら、楽しみたいですよね。

たくさんお話させていただきましたが、このうち一つを実践するだけでも、確実に人の印象は変わります!

まずは一つ、トライしてみていただきたいです。

 

(竹村)

気負わずに、まずできることからやってみるのがいいですね。

それにしても、メイクは本当に奥が深いです!

 

(正治)

ふふふ。

まだまだ序の口ですよ〜。

アイラインひとつとっても、今回は、目を大きく見せるためにはこうというお話をしましたが、大きく跳ねるようなラインや、鮮やかな色味のラインなど、違った良さや効果があって。

本当に、いろんな可能性があります。

 

(竹村)

おっしゃる通りですね。

そして、プロに相談することをためらわないで!とも思います。

眼鏡もそうなんですが、ご自身の思い込みや試行錯誤が逆の効果になってしまっているケースがたくさんあります。

 

(正治)

本当にそうです!

眉の正解がわからないという方は、一度プロに眉カットしてもらうのも◎

うちの店でも、例えば左右の視力に差があるお客様など、様々なケースがありますが、困っていることや悩みを具体的にお話していただくと、答えが見つけやすくなります。

 

(竹村)

うんうん。

ぜひ、眼鏡のことはARBORヘ、ヘアメイクのことはarlesへ(笑)、気軽に相談いただけたら嬉しいですね。

貴重な機会を本当にありがとうございました。

 

(正治)

こちらこそありがとうございました。

 
 
 

いかがでしたでしょうか?

 

眼鏡もメイクも、お一人お一人のお顔立ちや悩みによって、選択肢やアドバイスが大きく変わってきます。

ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

正治来充子(しょうじくみこ)さん

 

hair & make-up arles代表。

長年サロンワークとヘアメイクの仕事を両立しながら、スクールやプロ向けの講習会の講師を務めるなど、幅広く活躍。

美容師として、ヘアメイクとして、お一人お一人の「美」を、外面はもちろん内面からもサポートしてくれる、頼もしいお方。

 

hair & make-up arles(ヘアアンドメイク アルル)

〒542-0081

大阪市中央区区中央区南船場3-2-6

大阪農林会館509

https://www.hm-arles.com

 

(掛けておられる眼鏡は、megane and me GEO)

こんにちは。

大阪市天満/扇町/南森町の眼鏡店ARBOR(アーバー)です。

 
 

最近お問い合わせを頂くことの多い、

強度近視(度が強い・近視が強い)人の眼鏡選び。

 

度が強いと、どうしても、目が小さく見えてしまいます。

でも、なるべく普段の・素顔の印象に近づけたい!

 

そのためのコツ、まずは以前の記事をご覧下さい↓

 

「強度近視(度が強い・近視が強い)人の眼鏡フレーム選び」

 
 

自身も強度近視である店長。

産休にあたり、今後眼鏡を使う機会が増えると思い、眼鏡を新調しました!

 

一例として、ぜひご参考頂ければと思います。

 
 
 

思っているよりちょっと派手なフレーム

思っているよりちょっと小さいサイズ

一番薄く歪みの少ないレンズ

そしてフィッティングを完璧に行うと、

見た目はこんな感じ!

 

意外と「度の強い眼鏡」には見えないですよね。

そして、実際には「目」自体は小さく見えているのですが、フレームでクッキリと縁取ることで、「目元」全体の印象が強くなっています。

輪郭の凹みも写り込んでいません。

 
 
 

ちなみに、

フレームがもう少し地味で、

サイズがもう少しだけ大きくて、

レンズがもう少し分厚くなると、

見た目はこんな感じ。

 

先ほどと比べると、目の小ささや輪郭の凹みが目立っています。

フレームが目立たないので、顔全体は少しぼんやり寂しい印象になります。

(ただ、フィット感も良く、楽な眼鏡なので、家用眼鏡としては大変重宝しています!)

 
 
 
 

実際には、至近距離・ドアップで他人の顔をじっと見る機会はあまりありませんよね。

この写真も、ちょっと離れて見て頂くと、より差がわかりやすいと思います。

 
 
 

ちなみに、レンズの厚みは、このくらいの差があります。

眼鏡全体の重量はさほど差を感じません。

ただ、斜めから見た時のウズ(白い線のようなもの)の出方には差が出ます。

周囲の方からは正面ではなく斜めや横顔が見られていることも多いです。

その時の印象に、大きな差が出ますよ。

 
 

いかがでしたか?

 
 

もちろん、お一人お一人、お顔の形や目の位置、度数、髪・肌・メイクの色合い、お好み、どんなイメージに見せたいかによって、おすすめのフレームは様々です。

 

ARBORでは、店長不在の間も、スタッフ一同、皆様に最適の眼鏡をご提案させて頂きます!

ぜひご相談くださいませ。

 
 

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その他、ご予算やご予約、当日の持ち物などにつきまして、ぜひ下記リンクもご覧くださいませ。

強度近視で眼鏡をお探しの方へ

 

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こんばんは。

大阪市天満/扇町/南森町の眼鏡店ARBOR(アーバー)です。

さて、ここのところ眼鏡選びのコツをちょこちょこと更新しておりますが、今回のテーマは、眼鏡屋にとって永遠の課題とも言える内容です。

 

強度近視(度が強い・近視が強い)人の眼鏡選び。

 
 

どーん!

すごいでしょう?

ご覧のように、強度近視のレンズは分厚いです。

最も薄くなる高屈折率のレンズを使っても、ある程度の厚さは避けられません。

真ん中の部分は薄いので、フレームのレンズサイズが小さければ小さいほど、分厚い端の方を使わなくて済み、薄く軽く仕上げることはできます。

 

しかし、レンズがどんなに薄くて楽でも、

気に入ったフレームを選んだはずなのに、仕上がりにガッカリする…

目が小さく見えてしまうために、素顔の印象からかけ離れてしまう…

そこにショックを受ける方が非常に多いです。

 

では、

普段の雰囲気になるべく近い眼鏡

ひょっとしたら素顔よりも素敵に見える眼鏡

を選ぶにはどうしたらいいのでしょうか?

自身も強度近視である店長が、色々なフレームに実際にレンズを入れて、掛け比べをしてみました!

 
 

今回掛けるフレームは上の4本。

使用するレンズ度数はS-9.25D。

私店長が普段使っているのとほぼ同じ度数です。

 
 

Case 1

大きくてフチが目立たないフレーム

(MASAHIRO MARUYAMA MM-0012 Gold/Silver)

 
 

(左:試着時)

アシンメトリーで個性的だけど、フレームが主張しすぎずいい感じ。

ややゆったりめのサイズで良いバランス。 (右:仕上がり時)

顔全体がぼんやりとし、ちょっと寂しい印象。

小さくなってしまった目が、顔の中で点のように見えて、より小さく感じられます。

正面から見える輪郭の凹みや、側方から見えるレンズの厚みや渦も目立ちます。

レンズの存在感が強すぎて、「度の強い人」という印象になり、フレームの特徴や美しさには目が行きにくいです。

 
 

Case 2

大きくてフチが目立つフレーム

(MASAHIRO MARUYAMA MM-0026 purple)

 
 

(左:試着時)

目元の印象がくっきりとして良い感じ。

フレームが大きいから小顔に見えそう!

 

(右:仕上がり時)

フレームの中で「目が点」になってしまうため、ちょっと寄り目に見え、思ったほど小顔効果はありません。

フレーム+レンズの体積と重量が大きいので、鼻に跡がつきやすい、痛くなりやすいなど、少々使いにくい点も生じてきます。

ただし、遠くから見たらさほど目の小ささは気にならなりません。

また、レンズ、フレームともに存在感と重量感があるため、良い意味で人の記憶には残りやすいですね。

 
 
 

しかし、大きなレンズの場合どちらも気になるのが、輪郭の凹みと、側方の渦。

これらのせいでいわゆるビン底眼鏡という印象になってしまうんです。

 

そして今回実感したのですが、大きなレンズは周辺部に歪みが出やすいため、かなりクラクラしました。もっと性能の高いレンズであればこんなことはなかったかもしれませんし、一度慣れてしまえば気にならないと思うのですが、ちょっと時間はかかりそうです。

 
 

Case 3

小さくてフチが目立たないフレーム

(Zparts Z-91-G)

 
 

(左:試着時)

シンプルで上品な印象。

軽いのは良いけれど、視界が狭いし、顔が大きく見えそう。

(右:仕上がり時)

レンズが小さいおかげで、とにかく薄くて軽くて楽です!

輪郭の凹みも写り込みません。

また、度が強いとレンズ周辺部の視界に歪みを感じてクラクラすることがありますが、レンズが小さいとそもそも「周辺部」が存在しないので、違和感が少なくて自然な見え方でした。

とにかく使い勝手の良い眼鏡に仕上がっています。 ただ、目が小さく見える分、ちょっと顔全体がぼんやり、地味な印象です。

 

左がCase 1、右がCase 3。レンズの大きさの違いによる厚みの違いは、一目瞭然です!

Case 4

小さくてフチが目立つフレーム

(Anne et Valentin STRATIVARIOUS 1760)

 

(左:試着時)

フレームはかわいいけれど、ちょっと派手でうるさい印象。

眼鏡が小さくてなんだかちょっと窮屈。

(右:仕上がり時)

レンズが入ると、目が小さく見えるので、ちょうど良いバランス感に!

フレームで囲まれた部分全体が「目元」としてまとまって見えるので、今回のフレームの中で一番目元がくっきりして見えます。

目が小さく見えても、色味を足してあげることで、顔全体の印象が寂しくなりません。

きっと色々な人に「眼鏡の似合う人」とお顔を覚えてもらえるのではないでしょうか。

 
 

いかがでしたか?

もちろん、どのフレームも、使ったレンズの度数、設計、加工方法は全く同じです。

 
 
 

やはり、度の入っていない試着時と、度の入った仕上がり時とで、印象が変わることは避けられません。

 

でも、Case 4の眼鏡は、度なし/度ありの印象の落差が一番少ないと思いませんか?

 

自分で思うよりちょっと小さめで、ちょっと派手なデザインの眼鏡は、ガッカリ度合いが少なくなります!

 
 

もちろん、何が正しくて何が間違っているということではありません。

今回掛けたフレームは、どれも素晴らしいデザインです。

同じフレームでも、お顔の大きさ、黒目の位置、レンズの設計などによって仕上がりは千差万別です。それぞれのお好みや個性も考えると、お一人お一人に最適なフレームやレンズは違ってきます。

 

また、フレームの形やデザイン、お顔の中での眼鏡のバランス感には、流行りすたりがあります。

時にはいつもと違うデザインにチャレンジしてみたい!ということもあるでしょう。

デザインはどうであれ、どうしても広い視界が必要なご職業もあります。

 

人それぞれ、眼鏡選びにおいて譲れないことはあると思います。

 

ただ、

私自身常々感じていることなのですが、度が強い(近視が強い)人の根本的な悩み、それは、レンズが厚いことでも眼鏡が重いことでもないのです。

 

度の強い眼鏡を掛けると目が小さく見える

ブサイクに/かっこ悪く見える

だから、眼鏡を掛けたくない!

 

ここに尽きます。

現代の技術では目が小さく見えること自体は解決できませんが、

それでもかわいく/かっこ良く見える眼鏡は、あります!

第一印象を、「目の悪い人」ではなく、「素敵な眼鏡を掛けた人」「眼鏡の似合う人」に変えてみませんか?

 
 

目は一生物。

度が強い・近視が強い方こそ、眼鏡なしで一生を過ごすことはできません。

 

ちゃんと眼鏡姿が素敵に見える、お気に入りの眼鏡を見つけて、今までよりも少し自信が持てたら。

 

長時間のお仕事でコンタクトの装用がしんどい時、トラブルで突然コンタクトを使えなくなった時、年齢を重ねいよいよコンタクトをやめなければならない時も、きっと、余裕で乗り切ることができますよ!

 

ぜひ一緒に、お気に入りの眼鏡を探してみましょう!

 

最後にコツをもう一つ。

強度近視の女性は、眼鏡をかける時は普段よりアイメイクを3割増にしてみてください!

目もメイクも小さく見えてしまうので、ちょっと盛り過ぎくらいで大丈夫です。

ぜひ試してみてくださいね。

 
 

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その他、ご予算やご予約、当日の持ち物などにつきまして、ぜひ下記リンクもご覧くださいませ。

強度近視で眼鏡をお探しの方へ

 

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纒オプティカルのInstagram投稿もぜひご覧ください→ 強度近視ショー

 

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​こんにちは。大阪市天満/扇町/南森町の眼鏡店ARBOR(アーバー)です。

 

まずはお知らせです。

本日8月21日(月)・22日(火)・23日(水)・25日(金)は、ARBORは通常営業ですが、店長不在となります。

9月は通常通り木曜定休となります。

10月は木曜に加え、10月2日(月)〜8日(日)の7日間、展示会への出張のため休業の予定です。

日程が近づきましたら再度ご案内させて頂きますが、何卒宜しくお願い致します。

 

さて、今日のJOURNALはちょっとマニアックなお話です。

 

眼鏡を必要とする方なら一度は気にしたことがあるでしょう、「レンズの厚さ」。

 

加えて、近視の方なら、側方に出る渦、輪郭の歪み、目が小さく見えてしまうこと、また、遠視や老眼の方なら、レンズの重さや、顔の輪郭や目元がぼんやり大きく見えてしまうことなど・・・レンズに起因する悩みは深刻です。せっかくフレームを気に入っても、いざレンズが入るとがっかり、というご経験もおありかと思います。

 

レンズをなるべく薄く/軽く/見栄え良く仕上げ、そういった「がっかり」をなるべく減らせるように、ARBORでは、適切なフレーム選びとレンズ選びをご提案させて頂いております。

 

大きなポイントは3つです。

(1) なるべく薄い素材(高い屈折率)のレンズを選ぶ

(2) 両面非球面など、なるべく歪みの少ない設計のレンズを選ぶ

(3) レンズの厚い部分を使わずに済む、適切なサイズのフレームを選ぶ

このうち(1)と(2)は、なんとなく想像ができたり、既にご経験があったり、という方も多いことでしょう。そこで今日は(3)について、少しだけ詳しくご説明させて頂きます。

 
 

近視を矯正するためのレンズは、凹レンズです。

中心がもっとも凹んでいて、周辺になるほど厚みが増します。

この場合、レンズの小さなフレームを選べば周辺の厚い部分を使わずに済みます。

 

一方、遠視を矯正するためのレンズは、凸レンズです。

中心が最も膨らんでいて、逆に周辺部は薄くなっていきます。

この場合、単にレンズの小さなフレームを選んでも、中心の厚い部分は変わらず、周辺部も厚くなってしまいます。

しかし、最初から「この大きさしか必要ありませんよ」とレンズの直径を指定して工場に発注すると、かまぼこの「板」に当たる部分を丸々カットして、同じお度数であってもかなり薄く軽く仕上げることができるのです。

つまりどちらの場合も、サイズに注意しながらフレームを選ぶことで、かなりレンズを薄く/軽く/見栄え良く仕上げることができます。

 

(上図はレンズを真横から見た際のイメージです)

ということで、厚みの違いをもっとわかりやすく、実物でご覧頂きましょう!

 
 

上の写真は、遠視度数の遠近両用レンズです。

向かって右が通常の薄型レンズ、向かって左が径指定を加えた薄型レンズ。

同じ度数とは思えないくらい、厚みに差がありますよね!

見た目の印象も、お掛け頂いた時の重さも、だいぶ変わります。

お度数の程度、目とフレーム形状の関係性、レンズの設計等により、効果に差はございますが、こういった部分まで考慮、提案し、眼鏡を作製させて頂くのが、私たち眼鏡店の使命と思っております。

 

もちろん、それに加え、より眼鏡姿が格好良く/美しく見えるようなデザインのフレーム選びや、「レンズが厚くなろうがとにかくこのフレームを掛けたい!」というお客様ご自身のお気持ちも、とても大切です!

とにかく、どういった場合にも、全力でお応えさせて頂きます。

ぜひご相談くださいませ。

 

厳密に申し上げると、眼鏡は、レンズの光学中心と黒目の中心の位置を合わせてレンズを削りますので、例えフレームが大きめであってもその方の黒目の位置に合うデザインであればかなりレンズを薄く綺麗に仕上げることができます。

また、目が小さく/大きく見えてしまうという現象は、レンズが「光を屈折させる」という機能を担う以上、どんな性能の良いレンズをお選び頂いても避けることができません。しかし、フィッティングでなるべくレンズをお顔に近づける、目元をくっきりと見せるデザインのフレームを選ぶなど、目元の印象の変化をなるべく目立ちにくくする方法はございます。

話が長くなりましたので、これらについてはまた別の機会にお伝えできたらと思います。

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