TOPICS 眼鏡に関するお役立ち情報などを紹介します。

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2017/08/21

レンズを薄く/軽く/見栄え良く仕上げるには

​こんにちは。大阪市天満/扇町/南森町の眼鏡店ARBOR(アーバー)です。

 

まずはお知らせです。

本日8月21日(月)・22日(火)・23日(水)・25日(金)は、ARBORは通常営業ですが、店長不在となります。

9月は通常通り木曜定休となります。

10月は木曜に加え、10月2日(月)〜8日(日)の7日間、展示会への出張のため休業の予定です。

日程が近づきましたら再度ご案内させて頂きますが、何卒宜しくお願い致します。

 

さて、今日のJOURNALはちょっとマニアックなお話です。

 

眼鏡を必要とする方なら一度は気にしたことがあるでしょう、「レンズの厚さ」。

 

加えて、近視の方なら、側方に出る渦、輪郭の歪み、目が小さく見えてしまうこと、また、遠視や老眼の方なら、レンズの重さや、顔の輪郭や目元がぼんやり大きく見えてしまうことなど・・・レンズに起因する悩みは深刻です。せっかくフレームを気に入っても、いざレンズが入るとがっかり、というご経験もおありかと思います。

 

レンズをなるべく薄く/軽く/見栄え良く仕上げ、そういった「がっかり」をなるべく減らせるように、ARBORでは、適切なフレーム選びとレンズ選びをご提案させて頂いております。

 

大きなポイントは3つです。

(1) なるべく薄い素材(高い屈折率)のレンズを選ぶ

(2) 両面非球面など、なるべく歪みの少ない設計のレンズを選ぶ

(3) レンズの厚い部分を使わずに済む、適切なサイズのフレームを選ぶ

このうち(1)と(2)は、なんとなく想像ができたり、既にご経験があったり、という方も多いことでしょう。そこで今日は(3)について、少しだけ詳しくご説明させて頂きます。

 
 

近視を矯正するためのレンズは、凹レンズです。

中心がもっとも凹んでいて、周辺になるほど厚みが増します。

この場合、レンズの小さなフレームを選べば周辺の厚い部分を使わずに済みます。

 

一方、遠視を矯正するためのレンズは、凸レンズです。

中心が最も膨らんでいて、逆に周辺部は薄くなっていきます。

この場合、単にレンズの小さなフレームを選んでも、中心の厚い部分は変わらず、周辺部も厚くなってしまいます。

しかし、最初から「この大きさしか必要ありませんよ」とレンズの直径を指定して工場に発注すると、かまぼこの「板」に当たる部分を丸々カットして、同じお度数であってもかなり薄く軽く仕上げることができるのです。

つまりどちらの場合も、サイズに注意しながらフレームを選ぶことで、かなりレンズを薄く/軽く/見栄え良く仕上げることができます。

 

(上図はレンズを真横から見た際のイメージです)

ということで、厚みの違いをもっとわかりやすく、実物でご覧頂きましょう!

 
 

上の写真は、遠視度数の遠近両用レンズです。

向かって右が通常の薄型レンズ、向かって左が径指定を加えた薄型レンズ。

同じ度数とは思えないくらい、厚みに差がありますよね!

見た目の印象も、お掛け頂いた時の重さも、だいぶ変わります。

お度数の程度、目とフレーム形状の関係性、レンズの設計等により、効果に差はございますが、こういった部分まで考慮、提案し、眼鏡を作製させて頂くのが、私たち眼鏡店の使命と思っております。

 

もちろん、それに加え、より眼鏡姿が格好良く/美しく見えるようなデザインのフレーム選びや、「レンズが厚くなろうがとにかくこのフレームを掛けたい!」というお客様ご自身のお気持ちも、とても大切です!

とにかく、どういった場合にも、全力でお応えさせて頂きます。

ぜひご相談くださいませ。

 

厳密に申し上げると、眼鏡は、レンズの光学中心と黒目の中心の位置を合わせてレンズを削りますので、例えフレームが大きめであってもその方の黒目の位置に合うデザインであればかなりレンズを薄く綺麗に仕上げることができます。

また、目が小さく/大きく見えてしまうという現象は、レンズが「光を屈折させる」という機能を担う以上、どんな性能の良いレンズをお選び頂いても避けることができません。しかし、フィッティングでなるべくレンズをお顔に近づける、目元をくっきりと見せるデザインのフレームを選ぶなど、目元の印象の変化をなるべく目立ちにくくする方法はございます。

話が長くなりましたので、これらについてはまた別の機会にお伝えできたらと思います。

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